【妊活症例報告】人工授精5回不成功・2人目不妊と冷え・食い縛りを改善し、ご出産に至った鍼灸症例(広島市)
患者さんのアンケート文字お越し
来院された理由は何でしょう?
もともと冷え性もあって、2人目がなかなか授からず体質改善のために通い始めました
はじめての体験施術はどうでしたか?
人生で2回目の針でしたが、施術前はしっかりと説明してくださり、次の日から夜しっかり寝れるようになりました
具体的数値や体調の改善はありましたか?
明らかに変わったのが深い睡眠、手足の冷えがなくなった。お腹周りも冷えなくなった。
毎日便が出るようになったなどです。
これから妊娠を目指される方にメッセージをお願いいたします。
市川先生が一生懸命に施術してくださり、話もたくさん聞いてくださいます。
無理せず続けられるようたくさんアドバイスしてくださいます。
しんどいと思わずちょっと肩の力を抜いて話をするだけでも来てみてください
【お悩み・ご来院の状態】
・ 人工授精5回
・2人目不妊
・手足の冷え
・食い縛り
・眠りも浅い 眠れない
・お腹もくだしやすい
・ピロリ菌もいる
・生理周期(32日)
・一人目出産まで生理が2ヶ月に1回
・不妊治療しだして周期、生理痛も安定
【初診】
お腹、足は冷たい 眠りの質は、悪く特に昼食後凄く眠たくなる
側頭筋、咬筋の緊張が強い(食い縛って寝ている)
運動習慣はあり(毎週運動はしている)
野菜は、摂っていたが、冷たいものを好んで食べていた(サラダなど)
基礎体温表では、高温期の体温が安定しない状態がみられました
運動習慣(週1回以上)はあるが代謝が上がらない
【施術方針】
運動習慣はありましたが、 手足や腹部の冷感、食事量、食事内容などを総合的に確認し、エネルギー摂取や身体活動、睡眠など生活習慣全体を見直すことを提案しました
また、冷たい物を食べる習慣があり 東洋医学・薬膳的には、生姜やシナモンなどは身体を温める食材をしっかり摂るようにアドバイスしました
ただし、生姜の場合は、体質や発汗量によって合う・合わないがあるため、量や摂り方には注意しました
[東洋医学的]には、
体の冷えに対して、先ずは、後天の気が余り作れてないので、脾胃が弱いと考えました
また、食い縛り、睡眠の質も浅いので、 交感神経優位と考えました
体の緊張を取るように鍼灸施術をしました
側頭筋も緩めました
空腹時血糖が70mg/dL台との申告がありました
夕食後(18時頃)から朝ご飯(7時頃)まで間食もなしで、夕食から朝食まで約13時間空いていたため、血糖変動の可能性を考慮しました
ただし、当院では夜間の血糖値を測定していないため、本症例で夜間低血糖が生じていたとは断定できません
『夜間低血糖』
睡眠中に血糖値が異常に低下する状態を指します
この状態は、糖尿病を患っている人だけでなく、健康な人にも発生することがあります
夜間低血糖は、睡眠中に起こるため、自覚しにくいことが多い
宮本内科胃腸栄養クリニック 隠れ低血糖 抜粋ttps://www.miyamotocl.com/blog_nutrition/hypoglycemia/
[夜間低血糖]
夜間に血糖値が下がりすぎると、それを補うために交感神経(アドレナリン等)が過剰に働いて歯ぎしりや浅い睡眠を引き起こす場合があります
日本歯科医師 睡眠時ブラキシズムについての一般的説明からの抜粋 睡眠中の血糖変動を安定させる介入によって睡眠時ブラキシズム(歯ぎしり・食いしばりに関連する活動)や交感神経活動が低下したという報告があります 日本歯科医師会 参照
https://www.jda.or.jp/park/trouble/bruxism02.html#:~:text=%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E6%99%82%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%8C%E7%99%BA%E7%94%9F,%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%88%E5%9B%B3%EF%BC%93%EF%BC%89%E3%80%82
また、就寝前に身体を温めることは、リラックスや睡眠に良い影響を与える可能性も考え、空腹感への対応も兼ねて、就寝前に温かいスープや味噌汁を少量摂る方法を提案しました
T8〜T10付近に硬さと圧痛がありました
デルマトームでは、T8〜T10は、副腎や胃の硬さがでる場所 季肋部も固く胃の動きも悪い
伊藤樹史氏の新デルマトームに関する報告も参考にして、東洋医学的な腹診や身体所見を含めて施術しました
関連する身体所見については、伊藤樹史氏の「鍼治療とペインクリニックに必要な新デルマトームの基礎と応用」も参考にしました
「鍼治療とペインクリニックに必要な新デルマトームの基礎と応用」 伊藤 樹史 東京医科大学名誉教授 日本良導絡自律神経学会会長 春山記念病院麻酔科ペインクリニック科
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsop/49/2/49_21/_pdf/-char/ja
【経過】
週一施術
施術1回 T8〜T10の硬結も少し取れてました
2回目 お腹の温かさも少し感じるようになったみたいてです
施術5回目 お腹の動く感じもわかるようになり、お腹が減って量も食べれるようになってきて便通も改善
今周期は、卵管造影検査をされるみたいです
施術8回目
側頭筋も少しづつ緩んできて顎の疲れもとれ睡眠の質も向上
施術10回目
医療機関で受けていた人工授精後の妊娠判定が陽性となりました
その後も医療機関で経過を確認され、無事にご出産されたとご報告をいただきました
【考察】
食い縛り、手足の冷えもあり、睡眠の質も悪く 交感神経が優位と考えました
『平時よりも過大なストレスが加わると、交感神経が優位になります。口を閉じる(噛みしめる)筋肉が緊張しやすくなり、食いしばる状態になりやすいのです』
ゆずる葉歯科 食い縛りが引き起こしてしまう症状について参照 https://yuzuruha-dental.com/column/203/
低血糖が交感神経の優位の原因と考えました
また、腹部の冷感については、血流だけでなく、自律神経、体温調節、食事・活動量など複数の要因が関係している可能性を考えました
自律神経の状態は血管収縮などを介して血流にも影響するため、身体の緊張を緩めることも施術方針の一つとしました

イラスト
藤本整形外科循環器内科クリニック参照
睡眠の質向上、食い縛り、お腹の冷えなどがよくなり、全身状態が改善した可能性が考えられます
本症例の人工授精や卵管造影検査などの生殖医療は医療機関で行われています
当院では医療行為を行わず、鍼灸施術や生活習慣の見直しを通じて、体調管理をサポートしました
*これらはあくまで一例であり、お体の状態や体質によってアプローチや経過は異なります
当院では、医療機関での検査結果や治療方針を尊重しながら、東洋医学的な所見(脈診・腹診など)と生活習慣・栄養状態を総合的に評価し、鍼灸施術や生活習慣改善をご提案しています。
必要に応じて、主治医との連携をお願いする場合もあります
※本症例は、結果には個人差があり、妊娠を保証するものではありません
【この記事の著者】
市川博永
はり師・きゅう師(国家資格)
開業18年(ふないり鍼灸整骨院長)
延べ10万人以上の施術経験
レガロ妊活専門鍼灸院院長 (100人以上の妊娠報告)
IGL医療専門学校講師 婦人科セラピー協会講師 婦人科セラピー協会所属
自身も不妊治療を経験し、その経験をもとに分子栄養学・中医薬膳を学び、妊活専門の鍼灸施術を行っている。
妊活症例レポート 症例報告 – 広島の妊活不妊鍼灸|レガロ妊活鍼灸院




