妊活中の頭痛は体からのサイン?東洋医学で考える原因と薬膳レシピ
「頭痛がひどい……」
「頭痛薬をよく飲んでいる」
など当院に来られる患者様の中にも、妊活中に頭痛に悩まされる方は少なくありません。
東洋医学でも、 頭痛の原因は一つではありませんが、「気や血が頭部に偏って上に昇る状態(気逆・肝陽上亢など)」が関係すると考えられています イライラしたり、ストレスを感じたりすると、エネルギー(気)や血が頭部に集中してしまい、末端や内臓への血流が滞ってしまいます 特にお腹や足が冷えている方は、上に気が昇っているサインかもしれません。
頭に気や血が偏っている状態では、お腹や子宮へ十分に気が巡りにくいと考えます。
そのため、妊活では頭痛だけを抑えるのではなく、全身の巡りを整えることを大切にしています
内臓にしっかり血流を届けるために、「気を下に降ろす」ケアを今日から始めませんか?
そんな時におすすめな薬膳レシピ 頭痛が気になる方へおすすめレシピ
【アジ・大根・玉ねぎと夏野菜マリネ】
大根 【辛味 涼性】 熱をさまし消化を助ける働きがあります また巡りを整え気を下に降ろす効果があります
玉ねぎ【辛味 温性】 体を温め血液をサラサラにする
トマト【甘味 涼性】 消化を促進し胃腸を整える
きゅうり【甘味・涼性】
体の熱を冷まし、潤いを補う働きがあります。
暑さで失われやすい水分を補い、夏バテ対策にもおすすめです
アジ【甘味 温性】 気を補って食欲増進 EPA DHAが豊富 良質なタンパク質、ビタミンB群、 Dも含まれています
この一皿で、熱を逃がしながら、 必要な栄養を補いながら、体の巡りを整える一皿です。
ぜひ今晩の献立に取り入れて、心も体もリラックスさせてあげてくださいね。
妊活の方へメッセージ
・頭痛がある ・のぼせやすい ・イライラする 方へおすすめのレシピです。
アジに含まれるEPA・DHAは炎症を整える働きが期待され、妊活中の栄養補給にもおすすめの食材です。
アジで「陽気」を補い、大根とトマトで熱を調え、玉ねぎで巡りを促す。
日々の食事から体のバランスを整えたい方におすすめの一皿です。
気を巡らせて頭痛解消しましょう!
※なお、薬膳の考え方は体質によって適した食材が異なります。発熱時や炎症が強い場合などは、温性の食材であるアジを控えた方がよいこともあります。ご自身の体調に合わせて取り入れてみてください。
※頭痛には緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛などさまざまな原因があります。突然の激しい頭痛や手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状を伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。
【この記事の著者】
市川博永
はり師・きゅう師(国家資格)
開業18年、延べ10万人以上の施術経験を持つ
自身も不妊治療を経験し、その経験をもとに分子栄養学・中医薬膳を学び、現在は妊活専門の鍼灸施術を行っている
IGL医療専門学校や婦人科セラピー協会で講師も務める



