【妊活レシピ】夏バテ予防におすすめ!『アスパラとエビの薬膳XO醤炒め』
夏は、冷房の効いた涼しい部屋から暑い外気へ移動するなど、寒暖差によって自律神経に大きな負担がかかりやすい季節です。
「自律神経の乱れ」「食欲不振」「睡眠不足」「栄養不足」などが重なると、夏バテを引き起こしてしまいます。
実は、この夏バテは妊活にとっても大敵。
胃腸の働きが低下すると、体に必要な栄養を十分に吸収できなくなってしまいます。
その結果、妊活中の体づくりに影響が出たり、ホルモンバランスが乱れて排卵周期や月経周期に影響を及ぼしたりすることがあるのです。
当院でも、夏になると 「食欲が落ちてしまう」 「冷たいものばかり食べてしまう」 「採卵前なのに体がだるくて不安……」 というご相談をたくさんいただきます。
暑い時期だからこそ、胃腸をいたわりながら、良質なたんぱく質や旬の野菜を取り入れることが、妊活中の体づくりにはとても大切です。
そこで今回は、お家で簡単に作れて体調を整える、おすすめの薬膳レシピをご紹介します!
💡 この組み合わせの薬膳的ポイント
エビは体を温める力が非常に強い食材です。
そのため、人によっては体に熱がこもりやすく、「のぼせ」や「肌の乾燥」を感じることがあります。
そこに、体の余分な熱を穏やかに冷まし、潤いを補うアスパラガスを合わせることで、「体力を補いながらも、熱がこもりにくいバランスの良い一皿」になります。
さらに、生姜と酢が巡りをサポートすることで、冷えの改善と気血の流れを整える効果も期待できます。
○ アスパラガス(涼性〜平性 / 甘味・苦味) • 余分な熱を冷ます • 潤いを補う • 利尿作用で余分な水分を排出する • 疲労回復を助ける • ※栄養学的にも「アスパラギン酸」が豊富で、エネルギー代謝や疲労回復をサポートします。
○ エビ(温性 / 甘味・鹹味) • 腎を補う(補腎) • 陽気を補う(補陽) • 気力・体力を補う • ※「腎(じん)」を補う代表的な食材として知られ、下半身の冷え、疲れやすい、足腰のだるさ、妊活中の体力づくりなどに用いられます。
○ 生姜(しょうが) • 胃腸を温める・消化を助ける・巡りを良くする • ※エビとの相性も非常によい組み合わせです。
○ 酢(す) • 気血の巡りを促す・肝の働きを助ける・消化を助ける • ※妊活でとても大切な「巡り」をサポートしてくれます。
🍳 材料と作り方 【作り方】
1. 調味料を合わせる XO醤に酢と醤油をあらかじめ混ぜ合わせておきます。
2. 香りを出す フライパンに油を熱し、生姜を炒めて香りを引き出します。
3. 具材を炒める エビとアスパラガスを加えて、手早く炒め合わせます。
4. 仕上げ 最後に①の合わせ調味料を加え、全体にさっと絡めたら完成です!
★美味しく作るポイント
酢の爽やかな香りや風味、薬膳的な効果を活かすため、調味料を加えた後は火を通しすぎないことがポイントです。 ※XO醤がない場合は、オイスターソースでも美味しく作れます。
🌸 妊活中の方へのメッセージ
毎日の食事を少し工夫することが、未来の卵子や子宮環境を整える第一歩になります。
この一皿は、 • 冷えが気になる • 疲れやすい • 夏バテ気味 • 体力をしっかりつけたい という方にぴったりのバランスの良い夏の薬膳料理です。
エビで「腎」と「陽気」を補い、アスパラガスで熱を調え、生姜と酢で巡りを促す。
この美味しい一皿で胃腸を元気に保ちながら、暑い夏を心地よく乗り切っていきましょうね。
※なお、薬膳の考え方は体質によって適した食材が異なります。発熱時や炎症が強い場合などは、温性の食材であるエビを控えた方がよいこともあります。ご自身の体調に合わせて取り入れてみてください。
【この記事の著者】
市川博永
はり師・きゅう師(国家資格)。
開業18年、延べ10万人以上の施術経験を持つ。
自身も不妊治療を経験し、その経験をもとに分子栄養学・中医薬膳を学び、現在は妊活専門の鍼灸施術を行っている。IGL医療専門学校や婦人科セラピー協会で講師も務める



