症例紹介【妊娠症例】 44歳・貧血と便秘を改善し体質改善で妊娠された方の事例

夜間勤務があるシフト制のお仕事
お悩みとして
・貧血だが、鉄剤飲むとお腹が痛くなる
・フリスクなどを食べるとお腹が張る
・便秘がひどく下剤飲まないと出ない(1週間に1回)
・シフト制で泊まりがある仕事との為睡眠不足
・子宮筋腫もあり来院時には、大きいのだけオペ済み
・肩凝り

まず便秘があるので、栄養がうまく運ばれていないため、腸の動きを作ることに 施術4〜5回目ぐらいから、徐々に便秘が解消してきて下剤を飲む回数も減ってきた

次の課題である 【貧血があるが鉄剤を飲むとお腹が痛む】
鉄剤による腹痛には様々な要因が考えられますが、まずは、便秘と一緒で、胃腸の状態を整えることから始めました
その理由として、
分子栄養学の視点では、腸の粘膜バリア機能が低下している状態(いわゆるリーキーガット)などが考えられます

また、鉄を効率よく利用するためには、タンパク質をはじめ様々な栄養素が必要になります
その為に、先ずは、グルタミンを中心としたタンパク質を摂ってもらいました
ただ、タンパク質を沢山摂ると便秘をぶり返す可能がある為、患者さんとコミニケーションを取りながらすすめてもらいました

特に、グルタミンは、 腸内環境や腸粘膜の状態を整えることを目的に摂取していただきました
腸の状態が上がってきたので、鉄剤を少しずつ飲んで貧血を解消していきましょうとアドバイス
鉄を効率よく利用するためにはタンパク質をはじめ様々な栄養素が必要のため、栄養を吸収出来る身体にするために、まずは腸内環境や栄養状態を整えることを優先しました
ただ、早い場合は、またお腹が痛くなるので、少しずつ摂ってもらいました
幸い、この患者さんは、痛みが出ることなく鉄剤が飲めるようになりました

施術としては、 鍼で、自律神経のバランスを整えリラックスしやすい状態を作ることを目的に施術を行い、お腹は、お灸で温めて血流いくようにしました

僧帽筋は、脳神経との関わりが強く、緊張が強くなると、交感神経が強くなります
緊張している時に肩が凝るのはこれが理由です

運動時には血流が筋肉へ優先的に配分されることが知られています(図1)

交感神経が優位な状態では、筋肉や脳への血流が優先され、内臓への血流は相対的に低下します (図1)

何かに集中している時、食事摂るのを忘れた事ないですか?(図2参照)

約3〜4カ月経った時に 貧血傾向だった会社の定期検診の結果も改善しました
体もある程度整い 採卵の時を迎えました
沢山の卵が取れましたが、 年齢的な事もあり PGTAを受け染色体異常なしの卵を移植する事にされました
しかし、はじめての移植では、着床せず

まだ何か変える事が出来ないかと、 改めて食事の摂り方を聞くと、 ついつい甘いものを摂ってしまう との事

多くの方が、 甘いものを摂る時、疲れた際や、何かを頑張った後に摂る事が多いです
それだと血糖値が乱高下してしまうので、 体を動かす前に出来るだけ摂ってもらいました
血糖値が上がっても筋肉を動かす事で糖を吸収しやすくなります(インスリン感受性向上)
糖尿病の方は、食べたら歩いてくださいと運動指導されます
妊活においても血糖値の安定は重要と考えられています
血糖値の乱高下は体内の炎症やホルモンバランスに影響を与える可能性があり、妊娠しやすい身体づくりの一環として意識してもらいました

食事後に激しい睡魔がくる場合も、血糖値が乱高下しているかもしれないので試してみてください

2回目の移植で着床し、妊娠判定をいただけました

今回の事で分かった事
この患者様の場合、
・慢性的な便秘
・貧血傾向
・睡眠不足
・血糖値の乱高下
といった様々な要因が重なっていました
妊活では卵子や子宮だけを見るのではなく、
・腸内環境
・栄養状態
・睡眠
・血流
など全身の状態を整えることが大切です
*これらはあくまで一例であり、お体の状態や体質によってアプローチは異なります 当院では一人ひとりのカウンセリングを重視しています

【この記事の著者】 市川 博永(レガロ妊活鍼灸院院長・ふないり鍼灸整骨院院長)
当院は、単に技術を提供するだけでなく、確かな実績と学術的活動に基づいた専門的なサポートを行っています
◆ 圧倒的な臨床経験と妊娠実績 • 開業18年・国家資格者による施術 延べ10万人以上の施術実績を持つ「ふないり鍼灸整骨院」の院長が、全ての施術を責任持って担当します。 • 開院5年で100人以上の妊娠実績 自身も不妊治療を経験したからこそ辿り着いた「鍼灸 × 分子栄養学 × 中医薬膳」の掛け合わせにより、広島市でトップクラスの妊娠実績を誇ります
◆ 医療現場やプロのセラピストへの指導実績(講師活動) その確かな知識と技術は、次世代の医療従事者や全国のプロの治療家からも認められ、講師として教壇に立っています。 • 母校・IGL医療専門学校での特別講義・講師登壇 • 一般社団法人 婦人科セラピー協会でのオンライン講師登壇 • その他、妊活や健康に関する各種イベント・セミナーへ多数参加
◆ 出産後、お子様の成長まで見据えたサポート 私たちのサポートは「妊娠・出産」がゴールではありません。 • JCCA認定 キッズスペシャリスト資格保有 当院で無事に生まれてきてくれたお子様たちが、健やかに育つための成長・発達アドバイスや、子育てサポートも治療院にて行っています

図1運動時、安静時の血液分布量の目安

(図2自律神経の血流量をわかりやすいように当院で作成) ※図2は自律神経による身体の働きを分かりやすく説明するためのイメージ図です 実際の血流量や臓器への血流分配を正確に示したものではありません

BLOG

ブログ

View All
PAGE TOP